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2023.03.09
Sinumy株式会社は、自社アプリ「SpeeIDy」を使った高速認証サービスの提供など、Bluetoothを使ったハンズフリー・タッチレス認証技術による「スリープ中のスマートフォンを用いた認証事業」を進めてきました。
昨年末、新たにタッチレス認証機能を他社が提供するアプリにおいても利用可能とするパッケージ化の開発が完了し、今後「自社アプリの提供」から「他社アプリへの実装」までソリューションの幅を広げてまいります。この度、本事業のさらなる推進を目的として、2023年2月にプロジェクトマネージャーと事業開発ディレクターを新たに採用し、体制を強化したことをお知らせします。
タッチレス認証機能の「他社アプリへの実装」に向けて、個々のクライアント企業のニーズや課題にきめ細かく対応し、具体的な利用シーンのご提案を進めてまいります。
自社開発によるハンズフリー・タッチレスで認証を行う機能をSDKとしてクライアント企業の既存アプリに追加するため、アプリユーザーは既存アプリをアップデートするだけで、決済、受付、自動ゲートなど様々なシーンで、ハンズフリー・タッチレス認証を利用することができます。
タッチレス認証機能は技術説明のみでは実際の活用場面をイメージさせることが難しく、その汎用性の高さから、個々のクライアント企業のニーズや課題を適切に理解し、具体的な提案ができる人材が求められます。また、クライアント企業のニーズや課題をプロダクトに素早く反映するためには、あらゆる技術に精通し、多数のエンジニアを取りまとめることができる人材も必要となります。
この役割を担う人材として、2023年2月1日付で、事業開発ディレクターのS.H.と、プロジェクトマネージャーのS.T.を新たに採用しました。S.H.は、入社わずか2週間で大手企業10社近くの顧客開拓に成功しております。また、S.T.は、開発会議を推進し、異なる技術を持つ10人のエンジニアを取りまとめ、開発速度を従来の4倍へと高めております。
入社を決めた理由は、一目ぼれと「常識を変えられる」という直感でした。入社してからの1ヶ月、非常に濃密な時間を過ごしましたが、感覚としては一瞬でした。
今後は、本技術を小さなアプリやサービスの世界で終わらせず、多様な企業と協力しながら、これからの日本を支えていける仕組みにしてきたいと考えています。よりよい社会を実現するために、自分の能力を最大限に活かし、貢献できるよう努力していきたいと思います。
(経歴)
慶應義塾大学大学院時代にベンチャー企業の設立を経験した後、海外グローバル人材派遣会社にて大手外資系証券会社での調査業務を担当。その後、外資系コンサルティングファームのキャリアを経たのち、日本テラデータにて通信・金融・公共向けの新規事業の提案を行うインダストリーエキスパートとして従事、業界の枠組みを超えてデータ分析や企業間連携を支援。
Sinumyの持つテクノロジーが、いつか自分の日々の生活に溶け込めば便利になるし楽しそうだと思い入社しました。入社して一ヶ月が経ち、プロダクトの持つ可能性の大きさが見えてくると同時に、挑戦していくべき課題もより具体的に見えてきたと思います。
これまでの自分の経験や知識を活かし、自分自身が成長する中で、プロダクトそしてSinumyの発展に貢献していけるよう頑張ります。
(経歴)
筑波大学大学院在籍時よりロボットスタートアップ企業にてロボット操作用デバイスのハードウェアおよびソフトウェアの研究開発に取り組んだのち、デザインファームなどで主にwebアプリケーションやモバイルアプリケーションのソフトウェア開発やアジャイルな開発体制の導入を実施。その後、スポーツテック系ベンチャーに創業時より加わり、プロダクト開発責任者として海外で展開するプロダクトの開発を推進。